会期:
2025/9/11(木)-9/21(日)
9/15(月)は祝日のため、営業致します。

白砂勝敏
2008年
モンミュゼ沼津・沼津市庄司美術館にて初個展(館企画)
その後、2024年7月末まで
美術館・ギャラリー等で
企画個展51回
グループ展(企画展)119回
ARTと出会う前
私は子供の頃から美術に触れる事が殆ど無かったのですが、魚釣りが好きで、毛バリを作ったり、何かを作る事が好きでした。20代前半に人生は一度きりだから「やりたいことしかやらない」と自分の中で固く決意しました。子供の頃からサバイバルに興味があった私の心に、ターザンになりたいという思いが込み上げてきました。そして全てを捨てて、西表島のジャングルで生活を始め、数力月間とても充実した時を過ごしました。ところがその中で、アイスを食べたいという強い衝動に駆られ、往復8時間歩いてアイスを買いに行く自分と直面したのです。自分は現代人なんだということを根底から気付かされ、私はターザンを挫折しました。それから歩きとヒッチハイクで静岡まで帰ったのをきっかけに、その後8年間ほど放浪を主体にした生活をしました。
Artの出逢い
35歳の時に初めて美術館へ行く事がありました。そこで私の見た目から何かを感じ取られた美術館の副館長に声をかけられ、その場で個展を開催して頂くことが決定しました。その時は余りの唐突さに理解が追い付かない状態でしたが、振り返るとこれが私とアートとの衝撃的な出逢いでした。そして初個展にご来館下さった別の美術館からも声をかけて頂き、そのまま美術家が本業になり今年で16年目を迎えます。
私はそれまで、何をしていても社会からはみ出し気味に生きてきました。ところがアートに出逢ってからは、自身の思考を開放する喜びを知り、創る事が楽しくて楽しくて仕方がなく、創り始めると別のアイデアが生まれてくるので、自然と寝ても覚めても何かを創り続ける人生が始まりました。
再生のムジカ~白砂式音器~演奏について
パーカッション ディジュリドゥムビラ奏者
それはゴミ捨て場に捨てられた一本のギターとの出逢いから始まりました。捨てられたギターを見た時、「このまま灰にしてしまうのは余りにもおしい」ほど美しいと感じました。以来捨てられた楽器・壊れた楽器をオブジェに変え、不要になったもの等で楽器を創り演奏しています。ソロライブ、芝居、他ジャンルとのセッション等様々な活動をしています。
音が生まれ、その音が音楽になる瞬間に強く惹かれています。
Katsutoshi SHIRASUNA 白砂勝敏 公式ホームページ
